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栗(8) - [雑学] 結果習性と剪定について

今回は、「栗(7) - [雑学] 栗の雄花と雌花」を書いた時に分離した、結果習性と剪定について。
余計な事を書いて、また長くなって、予定が狂って分離しなければいけなくなると、面倒なので、早速本題。


…の前に、ジャンプメニュー。
長いので、読みたい文章にジャンプできるメニューを作ってみた。





■ 結果習性について

雄花は穂状で垂れ下がり、雌花は、雄花の付け根辺りにポツリポツリと出来ている。
雄花の割に、雌花は随分少ないなと思う。
栗の雄花と雌花の付き方を調べてみた。


まず、自分の持っている本で、花の分化について、こんな記述を見つけた。

果実のなり方
雄花穂は前年の夏に葉えきに分化するが、雌花の分化は四月下向ころ、外側の太い枝からでた新梢の側芽部についた雄花穂の元にでき、新梢の一三節目くらいの雄花穂に最初の雌花が咲く。

[書籍]庭先でつくる果樹33種―小さく育てて大きく楽しむ



上記の“一三節目”は、1~3節目という意味らしい。
また、他にはこんな記述もあった。

・同一の樹上に雌花と雄花が別々に着く。雄花は、雄花穂と呼ばれる穂状
 に連なってつく。
・雌花は、その年に伸びた新梢につく雄花穂の基部につく
  (雌花のついた雄花穂を帯雌花穂と呼ぶ)。

溪風園Webショップ:栗<資料>

 クリでは、一本の樹に雌花と雄花をつけます。花芽から枝が伸び、その枝に花をつけます。雄花は90~150花くらい集まって、一本の花穂(雄花穂といいます)になり、条件によって雌花はこの花穂の基部に1~3個着生します(帯雌花穂といいます)。

まちのみどりと園芸の相談Q&A:クリとアンズ編


(上記の「まちのみどりと園芸の相談Q&A」は、「千葉大学大学院園芸学研究科・園芸学部」が運営していた、とても親切で便利なサイトだったのだけれど、「まちのみどりと園芸の相談Q&A」のトップページは、“都合により長らくお休みしております”となっている。…残念。)



ザックリとまとめてみた。
写真だと、下記の2つが判り易いかな?

左の写真は、蕾。
雄花が散った後は、葉えきが判り易くなる。

雌花と雄花幼果と散った雄花
雌花と雄花幼果と散った雄花


・枝が緑色の部分が新梢で、雄花穂は、夏に葉えき(ようえき:葉腋)に分化。
・白くダラリと伸びているものが雄花穂で、雄花は90~150花くらい集まっている。
・雌花は、雄花穂の基部に着生(帯雌花穂)…左の写真の赤丸
・全ての雄花穂の基部に雌花は着生するわけでなく、1~3節目に条件によって1~3個着生

ひとつの雄花穂に90~150雄花があるのに、そのなかの数本にしか雌花はできないのか。
…不思議なバランスって気がするけれど。








■ 剪定について

数が少ない雌花は、剪定によって更に差がでるらしい。
こんな記述もあった。

・新梢につづく前年枝の先端部分には、雄花のみの雄花穂がつき、以降は
 葉のみをつける発育枝となる。
・このため、クリの結実は樹冠表面に多く、内部には少ない。
--------------------------
葉は多く、材は少なくすると果実の収量が多くなる。葉密度を高くするには、樹幹内部および下部の枯れ込みをなくす必要がある。樹冠表面の葉が過密になることを防ぎ、内部にも光が届きやすいよう間引きせん定を中心に行う。骨格となる枝はなるべく少なく選び、かわりにその枝には基部から表面まで無駄なく葉をつけられるような空間利用を心がける。

樹冠表面の適度なせん定は、結果過多を防ぐことにもなる。

溪風園Webショップ:栗<資料>


ここには、“同一品種の花粉では実が付きにくく、2品種以上の混植がおすすめ。受粉樹が必要”と書かれ、我が家にある利平(リヘイ)の受粉樹に“筑波・石鎚が適”とあった。
今、我が家には、利平(リヘイ)と石鎚(イシヅチ)があるので、ベストな組み合わせなんだな…。


剪定などについて、更に詳しく書かれているのは、下記。

雌花は春になって伸びた新梢につき、その新梢を結果枝、結果枝が発生した枝を結果母枝(前年伸びた枝)と呼びます。
 したがって、新梢の多くは翌年の結果母枝になります。結果母枝が太いほど多くの結果枝が発生し、結果母枝当たりの雌花は多くなります。結果母枝の基部の直径が8mm以上であれば結果枝が2~4本発生し、5mm以下では結果枝が発生しない場合が多くみられます(その場合は結果母枝とは言いません)。
 クリの雄花は前年の夏に形成され始めますが、雌花は今年の発芽期前後から形成され始め、結果母枝の先端に見られる芽とそれに次ぐ3~4芽の栄養条件のよい芽で形成されます。
 したがって、冬季剪定で結果母枝を切る時に残す枝の部分を短くしすぎると雌花ができず、発生してくる枝は結果枝となりません。ただし、結果母枝上の前年果実がついた部位から先端までを全長として、先端から1/5から1/3を切り取った場合には、大きな雌花がつく結果枝を発生させることができますが、実際栽培では樹が小さい時は行われるものの、成木(樹齢10年以上)になると樹が大きくなって労力的に困難となり、あまり行われないようです。なお、前に記したように雌花は条件によって着生しますが、その部位は新梢の最上部から下へ4節くらいまでについた花穂に雌花がつきます。

まちのみどりと園芸の相談Q&A:クリとアンズ編



…なんかちょっと、素人の私には、文章だけで理解するには、難しくなった。
落葉後の剪定の時までに、…勉強するかな。






他のエントリーは下記
>> 栗(7) - [雑学] 栗の雄花と雌花
・ 栗(8) - [雑学] 結果習性と剪定について
>> 栗(9) - [雑学] マロンとシャテ-ニュ







今回文章中に出てきた本は、下記。

庭先でつくる果樹33種―小さく育てて大きく楽しむ庭先でつくる果樹33種―小さく育てて大きく楽しむ
(1996/04)
赤井 昭雄

商品詳細を見る




  1. 2009/06/29(月)
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