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トマトの栽培(6) - トマトの雨よけ栽培

スーパーに買い物に行く途中で、トマトの雨よけ栽培をやっているお宅がある。
何年も前から目にしていて、気になっていたので、今年初めてトマトの雨よけ栽培をチャレンジしてみた。

まず、トマトの雨よけ栽培は、何の目的なのかな?と調べてみると、こんな記述。

トマトを雨よけで栽培する技術は、岐阜県の飛騨地域で開発され、全国に広まったと言われています。
雨よけのメリットは、(1)トマトの割れ(裂果)が少なくなる。(2)灰色かび病や疫病等の病気が少なくなる。(3)サイドと妻面を被覆することによって、4月~11月までの長期間の栽培が可能となる。等があります。

岐阜県西濃地域農業改良普及センター:技術情報、平成20年6月

雨よけをする最大の原因は病気を予防するためです。特に疫病と言って葉に白いかびの生える病気があります雨に当てると激発します発生すると致命傷になり収穫は難しくなります。
…(省略)…
2番目はハウスで水を制限することにより糖度を上げて甘いトマトが出来酸味も少なくなりますから甘みが強く感じます。
トマトが割れる原因では土壌水分が急激に増えるのが最大の原因ですハウスは通常は露地栽培より乾燥した状態で栽培されていますから土壌水分が多くなるとトマトが吸ってしまい実の肥大が急激に成り割れてしまいますこの場合は頭の法が割れます。基の法がひびが入ったように割れるのは温度の急激な変化が原因になると言われます。

サイエンスポータル 科学のQ&A トマトの雨よけについて



…なるほど。
病気にかかりにくくなり、急に大雨が降った翌日、赤くなったトマトがパカッと割れて、悲しい思いをしなくてすむようになる…ってコトね。

でも、あのお宅のトマトの雨よけは、ビニールの屋根のみで、サイドは、何やら網になっている。
…カラスよけ?




もう少し、サーチしてみると、こんな記述を発見。

トマトの雨よけ栽培におけるフルオープンハウスを利用した昇温抑制技術

[要約]
トマトの雨よけ栽培で、防虫ネットを設置したフルオープンハウスを使用すると、昇温が抑制され、収量は慣行と同等以上であり、尻腐果、裂果が減少し秀品率が向上する。

[背景・ねらい]
トマトの雨よけ栽培では、盛夏期にハウス内が高温となり、着果不良・花飛び・尻腐れ果・裂果の発生等により収量・品質が低下する。そこで、フルオープンハウスに防虫ネットを組み合わせた昇温抑制技術を開発する。

[成果の活用面・留意点]
1. フルオープンハウスはトマトの雨除け栽培における昇温抑制対策として活用できる。但し台風時にハウスバンドの締め付けに労力を要すことや、強風でビニールがめくれやすいため、効率的なバンドの締め付け方法の検討が必要である。

平成17年度九州沖縄農業研究センター研究成果情報2005 2005339




どうも、見知らぬお宅の師匠は、このフルオープンハウスとやらで作っている様子。
スーパーに行く時に、このお宅のトマトハウスの前でスピードを落としながら行き帰りに観察すると、網目は大きい。
…カラスよけっぽい。


他にも、こんな記述を見つけた。

トマトの疫病防除は雨よけ栽培
【防除のポイント】

(1)圃場の排水をよくする。
(2)ジャガイモ畑の近くでは栽培をさける。
(3)定植後はポリフィルムなどで雨よけを作り栽培する。
(4)窒素過多の栽培をさける。ハウス栽培は過湿にならない管理を。
(5)薬剤散布は早めに予防を重点に。なお、薬剤は添付ファイルのとおり。

JA土浦公式サイト:営農ワンポイントニュース ~トマトの疫病防除は雨よけ栽培~



ジャガイモからは、遠~く。
窒素過多はダメで、過湿もいけない。
予防を重点に…
まぁ、その辺りを頭に置いて、…トマトの雨よけ栽培に初挑戦してみた。





ホームセンターには、トマト雨よけセットというようなものも売っていたけれど、…高い。
立派なものを作っちゃって、目立ちたくなかったので、何となくさりげない雨よけ資材を探してみた。

…で、今年、購入したのは、下記。

第一ビニール 菜園アーチパイプ Φ20mm×166cm×120cm
第一ビニール 菜園ジョイントパイプ Φ20mm×2100mm
第一ビニール 菜園かんたんパッカー(シートの固定用)
第一ビニール 菜園クロスバンド菜園(止め金具)
○雨よけシート(どこのメーカーかは、忘れてしまった)




そして、出来上がったのが、こんな感じ。

トマトの雨よけ

…イイ感じに、素人が苦心したみたいに出来上がった。
特に、ビニールを捲り上げて止めたのが、力が入ってない感じを演出できている…と思う。

ビニールを捲り上げたトマトの雨よけ

…ホントは、フルオープンハウスにしようと思ったのに、雨よけシートが大き過ぎて、こんなになってしまったのだったりして









…と、ここまで7月上旬に書き、ある程度結果が出て来たら、追加で書いて、ブログでアップしようと思っていたら
…8月の下旬になってしまった。


雨よけ栽培で、さぞや美味しいトマトが食べられるだろうと、思っていたのに…
今年は、あいにくの…、雨、雨、雨の夏…

結果…
残念ながら、何だか、トマトの味は…、去年より薄い気がする…


でも、急に大雨が降った翌日も、赤くなったトマトがパカッと割れたりしないし、トマトの肌も奇麗。
下の写真は、雨よけの中に植えたボンリッシュと、苗の先っちょをウッカリ折っちゃったので、雨よけの外に植えたボンリッシュ。

雨よけの内と外のボンリッシュ

雨よけの外のボンリッシュは、形も肌もワイルド。




そして、今年もカラスにトマトをいくつか泥棒されたので、雨よけの周りを妨鳥ネットで囲った。
下は、妨鳥ネットの入り口付近の写真。
…網を伸ばしながら、すき間を進んでIN。
(スリスリしながら入るので、服のボタン等が引っかかって、ちょっと入り辛い)

妨鳥ネットの入り口付近



ビニールの雨よけシートを止める支柱に妨鳥ネットも一緒にかんたんパッカーで止めた。

かんたんパッカー



そして、トマトの管理の為に歩けるように、雨よけの周りは、ロープと支柱で妨鳥ネット内通路を作ってみた。

妨鳥ネット内通路

…これで、上からも横からもカラスは攻撃できない。

だけど…、ちょっと管理を怠ったら、挿し木のトマトが大きくなり、妨鳥ネットからはみ出してしまった。
ネットの外側で赤くなったトマトは、どうなっちゃうんだろう…

妨鳥ネットの外のトマト





そして、最後に…
来年、雨よけを作る為に、図も書いておいてみた。
前述の購入したパーツと、我が家にあった支柱やら竹やらを組み合わせて出来たのが、こんな感じ。

トマトの雨よけトマトの雨よけ止め道具


雨よけシートは、フルオープンハウスとするために、横の支柱に巻いて止めた。




下は、雨よけと妨鳥ネットの図。

雨よけと妨鳥ネットの図

トマトを収穫する時に、妨鳥ネットに頭がこすれて、髪留めが絡まって身動きが取れなくなるので、イチイチ髪留めを外さなければならなかったり、入り口で、服のボタンや道具類が引っかかったりするのが難点ではあるけれど、グルリと囲って、カラスは入れない。
…天気さえよければ、今年の雨よけ&カラスよけ作戦は、バッチリだったと思う。
…残念。
来年に期待…かな



ただし…

[成果の活用面・留意点]
1. フルオープンハウスはトマトの雨除け栽培における昇温抑制対策として活用できる。但し台風時にハウスバンドの締め付けに労力を要すことや、強風でビニールがめくれやすいため、効率的なバンドの締め付け方法の検討が必要である。

平成17年度九州沖縄農業研究センター研究成果情報2005 2005339



今年は、雨は多かったけれど、今の所、台風の直撃は、ひとつも無し。
上記の記述もあり、これから台風が来たらどうなるか、少々心配ではあるけれど…
…来年も雨よけ栽培を頑張ってみようと思う(…たぶん)。






今回、文章中に出て来たパーツの楽天のリンクは下記。
(正直…ホームセンターで買った方が安いけれどね)




  1. 2009/08/27(木)
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