栗(3) - グズグズの栗の甘露煮で、栗蒸しようかんを作った

我が家の栗は、利平(りへい)と、石鎚(いしづち)という種類らしい。
利平について、下記のような記述を見つけた。

栗の味では一番です。
実は独特の形をしていて、頭部にうっすら毛がはえてます。
ただ、かなり気まぐれなようで、栽培家泣かせです。

栗の品種

甘味強く肉質も良好、市場価格は高いが、収量が少なく特別な適地以外は経済性が低い。ゆで栗の食味は最高である。

栗の品種と特徴


“栗の味では一番です”や“ゆで栗の食味は最高である”と書かれている様に、利平は、大変美味しい。
自分の家で利平を食べた後、他所で食べたら、「何だ…、ウチの栗のが美味しいや」と思った。



でも、利平の最大の欠点が、煮くずれしやすく、加工に向かないってことかな…。
栗の甘露煮を作った後、瓶に入れようとした時に、スプーンがほんのちょっと強めに栗に当たったら、奇麗な形だった甘露煮が幻のように粉々になってしまった。
壊れない様に、ソ~ッとソ~ッと作って奇麗な形で完成したのに…。(T_T)
「崩れていても、栗の甘露煮さ!」と、何とか形が残っているものを瓶に詰めて保存した。

栗の甘露煮

以前書いた、「栗の甘露煮を作ってみた」の時は、石鎚だったので、いくつかの栗は割れたけれど、まあ何とか、売っている栗の甘露煮っぽい。
でも、利平で作った方は、完全な形の栗は殆どない…。
ホント…、悲しい。

上記の写真のミョウバンとクチナシを使ったものが、右。
砂糖だけで煮たものが左。
ミョウバンもクチナシも使っていないのに、左も色が黄色っぽいのは、三温糖を使っているから。
シロップが黄金色っぽいので、栗も黄色く見えるけれど、シロップから出すと、栗は白っぽい。



この瓶に入れられなかった、残りのグズグズの栗は、栗蒸しようかんにした。

栗蒸し羊羹は、水の量を間違えると、切る時大変なので、私は、いつもカップに入れて蒸している。
これで、ウッカリ失敗しても大丈夫。

以下、その様子。

[栗蒸しようかん]

<材料>
栗の甘露煮
こしあん/薄力粉/片栗粉/砂糖/塩/水(お湯)

おおよその分量の比率…こしあん:薄力粉:片栗粉 = 10:1:0.25
(例)こしあん400gの場合は、薄力粉40g、片栗粉10gという感じ
砂糖や塩は、好みで…

こしあんに薄力粉を入れる1.こしあんに薄力粉を入れ、粉けが見えなくなるまで混ぜる
片栗粉と砂糖と塩を入れさらに混ぜる
ぬるま湯を加える2.ぬるま湯(砂糖が溶けやすい様に)を少しづつ加える
(今回、栗の甘露煮のシロップを入れた
だから、写真の液が黄色いのね)
生地を適度に調節3.生地の様子を見ながら、適度な堅さに調節*する
今回は、シロップを入れ過ぎちょっとゆるい
…ちょっと失敗(^^;)
容器の栗の甘露煮4.本当は、ここで、生地に栗の甘露煮を混ぜ込むのだけれど、栗がなるべく均等に入る様に、先に容器に分けてしまった
生地を容器に入れる5.生地を容器に入れる
(今回は、栗が先に入っているので、軽く生地と栗と混ぜた)
蒸して出来上がり6.蒸し器で強火で、20分位蒸し、出来上がり

*適度な堅さに調節……生地の堅さは、「和菓子まるごと大全集」によると、“生地をへらで落としてみて、ゆっくり広がる程度のやわらかさが目安”らしい。


今回は、栗の甘露煮のシロップが余って勿体ないと思って、ちょっと余計にシロップを入れたら、生地が緩くなってしまった。
失敗失敗!入れてしまったものは、もう取り返しがつかない。
でも、カップに入れてあるので、緩くなっても、切り分けられなくなることはない。
少し、柔らかめの栗蒸し羊羹が出来上がった。
まあ、カチンコチンの栗蒸し羊羹よりはイイでしょう…ってね。(^^;)

大きな容器で作り、切り分けるなら、完全に冷めてからでないと、切れない。

私は、普通の羊羹は甘すぎて食べられないけれど、栗蒸し羊羹は、甘さ控えめで好き。
栗を煮た時だけ、栗蒸し羊羹を作るので、これを食べると、秋だな~と感じる。


今回、参考にさせて頂いた本は、下記。
(分量とか、計算しやすい様に、ちょっと変えているけれど…。)
残念ながら、Amazonでは、ユーズドしかないらしい。

和菓子まるごと大全集 和菓子まるごと大全集
金塚 晴子 (2001/08)
日本放送出版協会

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  1. 2007/10/16(火)
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  3. カテゴリー : 果樹 栗
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