土手のヨモギで草餅(2)

前回、前置きが長過ぎて草餅の作り方を書けなくなってしまったので、今回は、前置き無しで、草餅の作り方を書いてしまおうと思う。

では、早速、草餅の作り方。
…と行きたい所だけれど、、ヨモギを茹でる時は、アク抜きをしなければならない。
折角、ブログに書くので、正しいヨモギのアク抜きを書きたかったので、調べてみた。
すると、下記のような記述を見つけた。

「あく」の成分のうち無機質特にアルカリ土類金属の塩類は好ましくない味を呈するので,ヨモギを用いてCa,Na,K,Mg,Feの溶出状態を調べた。ヨモギは採取後,水道水ついで純水で洗ってから茄でた。純水,0,2%重曹溶液および1%灰溶液を用いて3分間茄でた場合の溶出率を比較すると,…(省略)…ヨモギのあく抜きは,3分茹でただけで十分であるが,色が悪くなるので,調理の際には重曹もしくは灰溶液を用いた方が適当である。しかし重曹溶液で3分以上茄でると黒くなるので注意しなければならない。


CiNii - 「あく」の中の無機成分の調理操作による溶出について : 第1報 : よもぎの場合



…こんな事が、書かれていたので、重曹を使って、3分以内で茹でれば良いってことなのかいな?と思い、それを頭においてヨモギを茹でた。
そして、やっと草餅の作り方。
ヨモギ編と、餅編で分けてみた。

[草餅(1)ヨモギ編]

収穫したヨモギ1.収穫したヨモギは、85gだった
ヨモギを茹でる2.水1Lに重曹2gを入れ、沸騰したらヨモギを入れ、2~3分茹でる
ヨモギを絞る3.水にさらし、ギュッと絞っておく
(この日は、ここまでにし、冷凍保存しておいた)
モギを粗くミジン切り4.(解凍してから)絞っておいたヨモギを粗くミジン切りにする
擂り鉢で擂る5.擂り鉢で、擂って更に滑らかにする
(ヨモギの下準備は終わり)





[草餅(2)餅編]

<材料>
団子の粉…250g
今回、団子の粉として売っている、餅米50%+うるち粉50%を使用。
(その袋の裏側に書かれている通り、やってみた。)

上記のヨモギ…85g
(もう少し少なくても大丈夫だと思う)

団子粉を丸める1.団子粉250gに対し、水175ccを加え、ピンポン球より小さく丸めた
団子を茹でる2.丸めた団子を沸騰した湯に入れ、浮き上がって来たら、更に3~4分茹でた
ヨモギと団子を混ぜる3.ヨモギ編「5」の擂り鉢に茹で上がった団子を少しづついれ、擂り粉木で搗き、ゴムベラで混ぜながら、ヨモギと団子を混ぜていく
(普通は、手水を付け、手で捏ねていくのだけれど、写真を撮る都合上、手を汚せなかったので、擂り粉木とゴムベラで捏ねた)
均一にする4.ひたすら混ぜ、均一にしていく
ビニール袋で混ぜる5.でも、途中で嫌になったので、ビニール袋に入れ、上から、折り畳むようにして混ぜた
草餅を丸める6.捏ね上がった草餅を丸める(好きな形にする)
丸めた草餅は、クッキングシートの上に置くと、くっつかない
草餅の出来上がり7.草餅の出来上がり
お皿にくっつかないように、下に薄く餡子を敷き、その上に草餅を乗せ、更に餡子を盛ってみた


混ぜているうちに、段々擂り粉木とゴムベラが重くなり、あまりにも嫌になったので、エイヤッとビニール袋に入れて混ぜてみた。
あらま…、意外にやり易かった。
ビニールには、くっつかないし、手は汚れない。
そのまま、ビニール袋の中で、草餅を千切って丸めてしまった。
ちょっと形は、凸凹だったり、大きさも違ったり、ビニール袋のシワシワの跡が残ったりするけれど、手が汚れないのが有り難い。
お客さん用でなく、家の人が食べるだけなので、今回は、これで良しという事にした。

ブログでアップするような形では無いけれど、私が楽だったので、このままにしてしまった…。
そして、丸まった草餅は、クッキングシートの上に置くとお皿にくっつかないし、餅を移動する時は、サランラップのようなもので掴めば、手にもくっつかないので、粉も手水もいらなかった。
…何でもやってみるものだね。

今回は、団子の粉250gに、ヨモギ85gを入れたので、凄く奇麗な緑になり、香りも良かった。
まるで、売っている草餅みたいな色になって、非常に満足。

草餅にきな粉を掛けてしまうと、きな粉の味が勝ってしまい、草餅の香りの邪魔になる気がして、今回、甘さの薄い漉し餡(こしあん)と合わせてみた。
ヨモギの香りの邪魔にならず、美味しい草餅を味わう事ができて、すごく幸せ。

余った草餅は、くっつかないように、離してビニール袋に入れ、そのまま冷凍した。

ビニール袋の草餅

すっかり凍った草餅は、一人用に、草餅を数個クッキングシートに包み、餡と一緒にセットにしておいた。
勿論、輪ゴムやら、テープやらは外し、クッキングシートのままチンして食べられる。
家の者は、「便利だね~」って喜んでくれた。

草餅セット一人分草餅セット
草餅セット一人分草餅セット





今年の草餅は、良い出来で、満足だったけれど…、少し心配なのは、土手のヨモギの事。
ヨモギの群生が毎年、少しづつ縮小しているようなので、いつ無くなってしまうかわからない。
そこで、ヨモギの保護に乗り出す事にした。

…って、自分の家に持って来て、植えちゃおうって事で、我が家のプランターに少し持って来て、育てるってだけなのだけれど。
これで土手のヨモギが草刈り機で刈られ、無くなってしまっても安心。
土手に生えているものなので、何もしなくたって生きているだろうとは思うけれど、折角のブログで、私は何もする気はありませんというのも格好悪いので、ヨモギの育て方のリンクだけは書いておくかな…。

下記の回答者は、とても親切。
「よもぎ」をウチで育てて食べたいのですが、育ててる方がいらっしゃいましたら詳... - Yahoo!知恵袋

この回答の中に、育て方のリンクも書かれている。
ただし、ヨモギは、繁殖力が強く、我が家のように芝生を植えている家では、強害雑草となる。
注意して植えないと、種と地下茎のダブル攻撃で繁殖してしまう。
芝生の中に地下茎が入り込むと、駆除するのに厄介なので、注意しないといけない。
私は、種をこぼさないように、花は摘んで咲かないようにさせようと思っている。


  1. 2008/04/13(日)
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  3. カテゴリー : 香辛菜 その他
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